監修:東京都済生会中央病院 院長 高木誠先生

●脳血栓症って?

脳の血管障害には、
▽血管が破れて出血するタイプ(脳出血) 
▽血管が詰まって血液の流れが悪くなるタイプ(脳梗塞)

があります。
詰まるタイプのうち、脳の血管の狭くなったところに血栓ができるのが「脳血栓症」です。
ほかに脳以外の臓器(心臓など)にできた栓子が詰まる「脳塞栓症」があります。  
血栓とは血液内で生じる血小板や血液の塊のことで、栓子とは血液を閉塞する物質を称し、血栓や脂肪塊、組織片がそれに含まれます。

脳血管障害は高齢者に多くみられ、そのうちの約75%は詰まるタイプの脳梗塞です。
脳血栓症は早期に治療を行えばそれだけ後遺症を軽くすることができます。
急に現れる初期症状を見逃さないことが大切です。