2022.01.21
企業

「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会」への参画に関するお知らせ

 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、当社)は、大阪府域全体における住民の生活の質(QOL)の向上に向けて、特にシニア層の抱える課題をICTの活用により解決することを目的とした「大阪スマートシニアライフ事業」の実証事業を実施する「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会(以下、協議会)」に、ケイスリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表:幸地 正樹、以下、ケイスリー)との共同体として参画します。

 ケイスリーが提供する公的通知個別化サービスにより行政によるがん検診などの受診を促すとともに、受診後の各種民間サービスへの連携の充実を図ります。また、当社はがん患者さんに対して医療用医薬品に加え、デジタルプロダクトを通じた価値提供に取り組みます。
 なお、ケイスリーは、当社のベンチャー出向制度を通じて、当社社員が出向しているベンチャーの一つです。当社は、ベンチャー企業に対して出向にとどまらない支援や協業機会を提供し、オープンイノベーションによる価値創造に取り組みます。

 当社は、協議会への参画を通じて、大阪府民の健康の保持及び増進に一層貢献していきます。

■ケイスリー株式会社の概要

会社名 :ケイスリー株式会社
代表者 :代表取締役社長 幸地 正樹
所在地
(東京本社)
:東京都千代田区神田小川町3丁目28 - 5 axle御茶ノ水 P210
設 立 :2016年3月
事業概要 :公的通知個別化サービス等を提供

(参考URL)www.k-three.org

■大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会について

構 成 :大阪府、民間企業23社(現時点)
会 長 :大阪府スマートシティ戦略部長
事務局 :大阪府スマートシティ戦略部
幹事会 :会長を補佐する幹事社7社で構成

■大阪スマートシニアライフ事業とは

  • 大阪府内のシニア層及びその家族を対象として、「高齢者にやさしいまちづくり」にフォーカスし、ICTをベースとしたシニアサポートサービスを提供。
  • 運営主体として公民一体の事業体を設立し、行政及び民間サービスをワンストップで府域全体に提供するプラットフォームの構築・運用するとともに、令和7年度(2025年度)に利用者100万人を目指す。
  • まずは、事業体設立に必要な条件の検証・分析を行うため、上記協議会を設置し、2月から堺市南区(泉北ニュータウン等)他で専用タブレットを通じた実証事業を開始。シニアのニーズ把握やマーケット規模等の検証を行う。なお、実証事業と連携する大阪府府事業として、専用タブレットを利用者に半年程度無償貸与する。
  • 令和3年度中に開始予定エリア
    堺市(南区)、河内長野市(南花台)、大阪狭山市(狭山ニュータウン)

(参考URL):https://www.pref.osaka.lg.jp/chiiki_senryaku/smart_senior_life/index.html