2021.11.18
サステナビリティ

カーボンニュートラル都市ガスの導入に関するお知らせ

 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:相良 暁、以下、当社)は、このたび、当社筑波研究所に東京ガス株式会社(以下、東京ガス)のカーボンニュートラル都市ガス(以下、CN都市ガス) ※1を導入するとともに、カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス※2 に加盟しましたのでお知らせします。
 なお、東京ガスが供給するCN都市ガスの導入は、製薬業界では初めてとなります。

筑波研究所(茨城)

筑波研究所(茨城)

 当社は、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、革新的な医薬品の創製を通じて、健康で健全な社会の実現に貢献すべく取り組んでいます。また、中長期環境ビジョン「Environment Challenging Ono Vision (ECO VISION 2050)」を策定し、「脱炭素社会の実現」を重点項目の一つとして、温室効果ガスの排出量(スコープ1+2)を2050年度までにゼロにする目標を設定しており、今回のCN都市ガスの導入は、目標達成に向けた施策のひとつとなります。今後、他の拠点においても、CN都市ガスの導入を検討していきます。

  • カーボンニュートラル都市ガス:
    天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼させても地球規模ではCO2が発生しないとみなす液化天然ガス(カーボンニュートラルLNG)を原料とする都市ガス。
  • カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス:
    持続可能な社会の実現に向け、CNLを調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、CNLの普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として設立された団体。

2050年に向けた中長期環境ビジョン「Environment Challenging Ono Vision(ECO VISION 2050)」

 「ECO VISION 2050」においては、「脱炭素社会の実現」、「水循環社会の実現」および「資源循環社会の実現」の3つを重点項目と定めています。
 当社の「脱炭素社会の実現」に向けた温室効果ガス排出量の中長期目標は、国際的イニシアティブである「Science Based Targets initiative(SBTi)」から科学的根拠に基づいていることが認められ、スコープ1+2については最も厳しい目標「1.5℃目標」に分類されています。

 当社のESGへの取組の詳細については、当社ウェブサイトのサステナビリティ頁(https://sustainability.ono.co.jp/ja )をご参照ください。