就職希望の皆さまへ

オンコロジー研究部 第二研究室 第一グループ

齋藤 大介

入社の動機

「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、プロスタグランジン製剤をはじめとする独創的な新薬を世界に先駆けて開発してきたという小野薬品の開発実績は、リクルート活動中の私にとって非常に魅力的なものでした。もともと研究開発志向の強い企業であることは知っていましたが、誰も手がけなかったことにも果敢に挑戦し、そして絶対にあきらめなかったからこそ成し遂げられた偉業だと思います。これまでにない画期的な新薬の創製に向け、幾度もの苦境にめげず何度でも立ち向かえる、熱い気持ちを持った研究者たちと共に働きたいと思い、入社を希望しました。

自分の働いている部署(職場)の役割

私が所属しているオンコロジー研究部は、熾烈な競争にあるがん領域で小野薬品が成長していくための起点となる部署であり、がん研究のスペシャリストが集結しています。抗PD-1抗体オプジーボの研究開発で得られた腫瘍免疫領域での経験や、小野薬品がこれまで培ってきた酵素阻害剤や生理活性脂質のノウハウおよび創薬プラットフォームを活かして、他社には真似できない魅力的な化合物を作り、一日も早く患者さんに届けることが使命だと思っています。

私の仕事と抱負
私の今の夢は、オプジーボを超える画期的ながん免疫療法薬を創製することです。オプジーボは、現在のがん治療の構図を根本から変える可能性を秘めた、画期的な新薬として期待されていますが、残念ながらすべてのがん患者さんに効くわけではありません。治療薬がなくて困っている患者さんのニーズを満たすためにも、私たちはまだまだ研究の手を休めるわけにはいかないのです。オプジーボが効かない患者さんにも有効な薬剤、またはオプジーボと併用することで有効性を高められる薬剤の開発が急務であり、その目標に向けて日々頑張っています。

小野薬品の魅力
小野薬品の研究員の数は他社に比べて決して多いとはいえません。しかし、その分研究員一人一人の経験や知識は非常に豊富で、一つの歯車ではなくその歯車を回す原動力として機能できるところが魅力の一つだと感じています。上司と部下、先輩と後輩にかかわらず、一人の研究員同士として忌憚なく意見できる雰囲気があり、また熱意さえあれば重要な仕事を経験できる機会を得ることができます。実際、私も入社時は腫瘍免疫学についてほとんど無知でしたが、一生懸命勉強し、入社歴は浅いながらもオプジーボに関しては実験動物を用いた薬理試験から承認申請における規制当局(PMDA)とのやりとりに至るまで、さまざまな経験をすることができました。これらは、上司や先輩、他部署の方々の助けを得て達成できたことであり、人と人とのつながりの大切さも実感することのできる良い会社だと思います。

学生さんへのメッセージ
大学での研究生活では「薬創り」を実感する機会は少ないかもしれませんが、小野薬品では病気で苦しんでいる患者さんが待っていることを常に意識して日々の創薬活動に励んでいるため、また違ったやりがいを感じることができると思います。製薬企業としてスピードの意識は重要であり、研究員一人一人に課せられるタスクは重く、時にはつらい時期もありますが、患者さんの手元に薬が届いた時の喜びは計り知れない程大きいものです。皆さんも、これまで培ってきた専門知識を発揮し、患者さんの笑顔のために一緒に頑張りませんか。