海外展開

ライセンス活動

積極的なライセンス活動の推進

新薬候補化合物の導入をめざすライセンス活動については、既存品および開発パイプラインも考慮した事業戦略性/効率性が高い化合物、あるいは医療ニーズの高い疾患に対する魅力がある化合物の導入をめざして引き続き積極的に活動し、継続的な新薬上市につながる開発パイプラインの拡充に努めています。がん領域においては、オプジーボを有している強みを生かして、抗悪性腫瘍薬を含む分子標的薬や細胞治療など幅広い領域を対象に、製品候補化合物の導入を進めています。
2017年度には、米国アレイ社が開発中のMEK阻害剤「ビニメチニブ」とBRAF阻害剤「エンコラフェニブ」について、日本・韓国で開発・商業化するライセンス契約を同社と締結しました。また、生化学工業株式会社と、同社が開発中の変形性関節症治療剤「SI-613」について、日本における共同開発・販売提携に関する契約を締結しました(SI-613は腱・靭帯付着部症対象でも開発中)。さらに、米国カリオファーム社が開発中のXPO1阻害剤「Selinexor」と第二世代のXPO1阻害剤「KPT-8602」について、日本・韓国・台湾・香港・およびASEAN諸国で、開発・商業化するライセンス契約を締結しました。
同時に、自社創製の新薬を世界中の患者さんにお届けできるよう提携企業への導出活動にも注力しており、かねてより提携関係にある米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社との協働活動をさらに拡張し、当社が創製し、開発中のプロスタグランディンE2(PGE2)受容体の一つであるEP4受容体の選択的拮抗剤「ONO-4578」に関して、日本・韓国・台湾・中国・ASEANを除く全世界における開発および商業化の権利を、同社に供与しました。
継続的に積極的なライセンス活動を推進することにより、開発パイプラインの拡充と、自社創製の医薬品を海外にも展開する取り組みを着実に進めています。