CSR活動

社会

病気や治療などに関する情報の発信による患者さんやご家族の支援に努めています。
また、各地の事業拠点において、地域社会へのさまざまな貢献活動に積極的に取り組んでいます。

さまざまな社会貢献活動

●WEBを通じた情報発信

コーポレートサイトには「患者さんとご家族の皆さまへ」というコンテンツを設け、当社の主要製品を正しくご使用いただくための情報を提供しています。また、糖尿病やアレルギー性鼻炎、アルツハイマー型認知症など身近にある病気について、図やイラストを交えて解説しています。2016年度には、高齢化に伴い患者が増加している疾患である骨粗鬆症および過活動膀胱について、掲載イラストをはじめ内容を刷新して、病態の具体的な症状、治療および普段心がけるべきことなども合わせて掲載し、患者さんやご家族の皆さまにご利用いただける内容になっています。
また、認知症の治療や介護に携わる人たちの声を広く発信し、ともに認知症について考えるサイト「笑顔とこころでつながる認知症医療」の運営や、がん領域の疾患や治療に関して正しくお伝えするサイト「ONO ONCOLOGY」への最新情報の掲載、糖尿病をはじめとする生活習慣病の患者さんのサポートを目的としたスマートフォン用アプリケーションソフトの無償提供など、医療に役立つ情報を、WEBを通じて広く発信しています。「笑顔とこころでつながる認知症医療」では、2016年度には、新たに45軒の医療施設を取材し、施設の取り組みを紹介する記事を公開しました。「ONO ONCOLOGY」では、多発性骨髄腫や腎細胞がんについてのコンテンツを追加し、引き続き最新情報を提供しています。

 

●医学の発展のための取り組み

いまだ満たされていない医療ニーズにお応えするため、医学の発展に貢献できるよう取り組んでいます。1988年には、当社からの寄付を基金として、公益財団法人小野医学研究財団が設立されました。本財団は、脂質代謝異常の分野に関する研究助成を行うほか、各種事業を通じて、当分野の治療や研究の振興を図り、もって国民の健康と福祉に貢献することを目的としています。発足以来毎年、研究助成および研究奨励助成を行っています。
2016年度は、がんや糖尿病、神経疾患・骨運動器疾患など高齢化に伴い患者数の急激な増加が懸念されている疾患領域を中心に、全国で約20の寄付講座を開設あるいは継続しました。また、生化学に関わる生命科学全般の研究に意欲的な研究者の海外留学のための公益社団法人日本生化学会の新事業「早石修記念海外留学助成」に対し、2017年度から10年間支援を行っていきます。


●人々の健康を支援する活動

患者さんやそのご家族をはじめとして、広く人々の健康に資するためのさまざまな活動に取り組んでいます。
疾患啓発や正しい情報の発信を目的として開催される疾病関連の市民公開セミナーへの協力のほか、2014年度からは、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指して取り組むチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」に研究所や工場、営業所がある開催場所を中心に、積極的に参加しています。
認知症領域では、当社のMR全員が「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症の方やそのご家族が安心して暮らすためにできることを学び、実践しています。また、認知症啓発ショートムービー「バアちゃんの世界」を制作し、当社コーポレートサイト上で公開しています。さらに、認知症の方やそのご家族の喜び、医療従事者の方々の充実感につなげることを目的に、医療施設などにおいて認知症の方が制作された絵画や書道などの作品をWEB上で紹介する「ふれあいつながる作品展」を継続的に実施しています。2016年度の第8回作品展では、全国から500作品が応募され、1作品ずつ審査委員による手書きコメントや表彰状をお送りしました。
東日本大震災復興支援活動として、被災地の社会的課題の一つである小児肥満に対して、トップアスリートや生活習慣病の専門医と連携し、スポーツを通じて食事や生活習慣について子どもたちと保護者が考えるきっかけ作りの取り組み「すこやカラダ大作戦」を、2014年度の福島県会津美里町、2015年度の宮城県石巻市に続き、2017年4月に岩手県大船渡市で開催しました。今後も、人々の健康の一助になる活動に、継続的に取り組んでいきます。


すこやカラダ大作戦


企業市民活動

企業市民として、各事業所で、清掃活動や防災活動、自然保護活動をはじめとするさまざまな地域社会貢献活動に取り組んでいます。


●生産部門の取り組み

フジヤマ工場では、地域環境に配慮した活動として、2016年5月に富士山麓に位置する自然公園での植樹、2017年3月に工場隣接区域の清掃を行いました。また、2015年度に引き続き、2016年度も地元自治体などが主催する小学生を対象とした体験学習『水のふしぎ探検隊』に協賛しました。これは、富士山周辺の自然や水環境に対する関心を高め、地球環境保全について自ら考えることを目的とした取り組みです。


植樹活動 水のふしぎ探検隊

城東工場では、2016年10月に大阪市主催の大阪マラソン”クリーンUP”作戦の行事の一環として、工場の外周、隣接小学校の外周や公園等の清掃に参加しました。2017年1月には、東成自衛消防の出初式に自衛消防隊として参加し、崩壊した家屋から人を救助し救急隊に引き渡す人命救助係の役割を受け持ちました。


また、毎月第2水曜日に障がい者の自立を支援する作業所で手作りされたパンとクッキーの販売会を行っています。
今後も、こうした地域に密着した有益な活動に積極的に参加を予定しています。

工場隣接区域の清掃

●研究部門の取り組み

水無瀬研究所では、全国名水百選に選ばれている名水を守るため「離宮の水」保存会に加入し、年2回の一斉清掃に参加しました。また、地域住民の防火意識の高揚を目的に11月に行われている島本町防火まつりへの参加や1月の第2日曜日に実施される島本町消防出初式に自衛消防隊として参加し、消火訓練を行いました。
福井研究所では、定期的に研究所の外周付近に捨てられているゴミ回収等の清掃を行い、防火意識の高揚および消火技術向上の一環として毎年実施される自衛消防操法大会に当社自衛消防隊も参加し、消火訓練を実施しました。また、テクノポート福井企業協議会主催の「テクノポート福井夏祭り」に実行委員会の一員として参加し、地域住民の方々との交流を深めています。そのほかに、研究所内の体育館とテニスコートを地域にお住まいの方々に開放し、交流の場所としてご利用いただいています。
筑波研究所では、研究所周囲のポイ捨てゴミを定期的に拾い、美観を保つよう努めています。


●その他部門の取り組み

本社では、毎月第4水曜日に、障がい者の自立を支援する作業所で手作りされたパンとクッキーの販売会を行っています。
また、2014年5月からは、中学生および高校生の方を対象に、認知症をテーマにした出張授業の取り組みを開始しました。これは、当社が制作した認知症啓発ショートムービー「バアちゃんの世界」の視聴と、専門の講師による講義を通し、認知症を身近なことととらえ、正しい知識を持っていただくことを目的とした取り組みです。2014年5月の開始から回数を重ね、2017年3月末までに、累計1,200名以上の中高生に参加していただきました。


●エコキャップ活動

水無瀬研究所では2014年6月から、本社では、同年7月からエコキャップ活動に参加し、自動販売機付近にペットボトルキャップ専用のゴミ箱を設置しています。
ペットボトルのキャップを一般ゴミとして捨てるのではなく、キャップのリサイクル活動を通じて、途上国の子供たちのワクチン代としての寄付や震災復興支援に使われています。

エコキャップ活動

●献血への取り組み

当社では、本社をはじめ各研究所、各工場において、日本赤十字社の献血活動に積極的に協力しています。


●島本町への地域貢献

地域と企業が共存し持続的に発展するサステナビリティの観点から、水無瀬研究所が所在する大阪府三島郡島本町の4つの小学校、5つの幼稚園・保育所に6月4日〜10日の「歯と口の健康週間」にあわせて「虫歯の無い世界へ」少しでもお手伝いできればとの想いを込めて、当社関係会社潟rーブランド・メディコーデンタル社製品である歯磨きセット2,700セット、歯ブラシ400本を寄贈しています。地域と企業が共存し持続的に発展するサステナビリティの観点から、毎年恒例の活動として行っているものです。
また、2015年に引き続き、2016年11月に島本町立第三小学校六年生の児童を対象とした当社研究員による出張授業を行いました。この取り組みは、次代を担う子どもたちに対して、薬をテーマとして、「理科の楽しさ」と「薬が果たす役割」を理解してもらい、理科離れの抑制と理科学習への有用感を高めることを目的としたものです。

出張授業