研究開発理念と創薬方針

研究開発理念

真に患者さんのためになる医薬品を開発して社会に貢献する

当社は、「真に患者さんのためになる医薬品を開発して社会に貢献する」ことを研究開発理念とし、これまで克服されていない病気や、いまだ患者さんの治療満足度が低く、医療ニーズの高い疾患領域に挑戦し、独創的かつ画期的な医薬品の創製に向けて努力を積み重ねています。

創薬方針

当社は、創薬研究において、特長のある生理活性脂質や独自の標的分子に着目して画期的な新薬候補化合物の創製をめざす創薬アプローチ「化合物オリエント」をベースに、医療ニーズの高いがんや免疫、神経、スペシャリティ領域を重点領域に定めて経営資源を集中的に投入し、疾患専門性を高めています。それぞれの領域における創薬競争力の強化を目的に、2019年4月には、オンコロジー研究センターに加え、イムノロジー研究センター、ニューロロジー研究センター、スペシャリティ研究センターを新設する機構改革を行いました。各組織で疾患ノウハウを蓄積し、医療ニーズを適切に捉えることで、医療インパクトのある画期的新薬の創製をめざします。
また、グローバルでオープンイノベーションを積極的に展開し、世界最先端の技術・情報・ネットワークを取り入れつつ、従来の低分子創薬に加え、抗体や核酸、細胞、ウイルスなどのモダリティも利用しながら、医療現場に革新をもたらす新薬の創製をめざしています。

創薬方針

オープンイノベーション

当社は世界最先端の技術や知見を取り入れるオープンイノベーションを60年以上にわたり進めています。グローバルレベルで、世界トップクラスの研究者との共同研究や最先端の技術を持つバイオベンチャーとの創薬提携などによりイノベーションを創生するなど、新薬候補化合物の創製につながるさまざまな形の協働に取り組んでいます。

疾患専門性を強化

創薬研究においては、がん、免疫、神経、スペシャリティの4つを重点領域として取り組んでいます。化合物オリエントの手法をベースに、これらの重点領域ごとに新たに設置した、オンコロジー研究センター、イムノロジー研究センター、ニューロロジー研究センター、スペシャリティ研究センターでそれぞれの疾患ノウハウを蓄積し、治療満足度が低く医療ニーズが高い疾患の治療薬の創製に挑戦しています。

独自の創薬アプローチ 「化合物オリエント」

創薬力を支える基盤となっている独自の創薬アプローチが「化合物オリエント」です。1960年代から脂質や酵素など各種標的に対する作用を持つ化合物をライブラリーとして蓄積し、化合物の特性に応じて最適な適応疾患を見出すアプローチであり、リスクは高いもののユニークな薬理作用を有する化合物の創製につながります。