研究開発・国際展開

海外事業・ライセンス活動

海外事業展開の推進

臨床開発においては、日本を中心として、米国では、現地法人ONO PHARMA USA, INC.(OPUS)内に、欧州では、現地法人ONO PHARMA UK LTD.(OPUK)内に臨床開発の拠点を設置し、両現地法人の社員が当社の新薬候補化合物の海外臨床試験を推進しています。また、アジアにおける臨床開発にも積極的に取り組んでいます。
また、抗がん剤など一部のスペシャリティー製品について、海外でも自社で販売していくことができるように、アジアから事業の基盤づくりに取り組み始めており、2013年韓国のソウル特別市に当社100%出資子会社「韓国小野薬品工業株式会社」を設立、2014年に台湾の台北市に同じく「台灣小野藥品工業股彬有限公司」を設立しました。
韓国においては、2015 年3月に、悪性黒色腫を対象として抗悪性腫瘍剤オプジーボが承認を取得しました。上市後は、BMS社と締結した戦略的提携に基づき、共同で販売促進を進めていきます。また、台湾においても開発を推進しており、今後も医療従事者の方々とともに、世界の患者さんの治療に役立てるよう、活動を続けていきます。


積極的なライセンス活動の推進

新薬候補化合物の導入を目指したライセンス活動については、既存品および開発パイプラインも考慮した事業戦略性 / 効率性が高い化合物、あるいは医療ニーズの高い疾患に対する魅力がある化合物の導入を目指して引き続き積極的に活動し、継続的な新薬上市に繋がる開発パイプラインの拡充に努めています。2014年度においても、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)社との腫瘍免疫療法に関する戦略的提携の拡大、協和発酵キリン株式会社、BMS社との腫瘍免疫療法に関する開発提携などの契約を締結しました。
同時に、自社創製の新薬を世界中の患者さんにお使いいただけるよう、海外提携企業への導出活動にも注力しており、2014年度には、米国ギリアド・サイエンシズ社へのBTK 阻害剤ONO-4059の導出・共同開発、Meiji Seikaファルマ株式会社および中国化学製薬社への経口プロスタグランジンE1誘導体製剤リマプロストの開発・販売に関する提携などの契約を締結しました。
継続的に積極的なライセンス活動を推進することにより、開発パイプラインの拡充と、自社創製の医薬品を海外にも展開する道筋の構築が着実に進んでいます。