・馬尾神経とは
脊柱とは背骨の専門的な呼び方ですが、脊柱の内側は空洞になっていることから脊柱管といわれ、腰の部分が腰部脊柱管です。
脊柱管の中には脳から続く脊髄といわれる神経が走っていますが、腰部のあたりで脊髄神経は終わり、そこから下方に向かって馬のしっぽのように束になった神経が延びてい
ます。これが馬尾神経と呼ばれる神経で、主に腰から下にかけての神経機能を維持する役割を担っているとされています。
・間欠跛行とは
腰部脊柱管狭窄症の患者さんは、少し歩き出すと太ももやふくらはぎや足先にしびれや痛みが走り歩けなくなるのですが、しばらく休息すると、また歩けるようになります。
このように休み休みしながら歩くことを間欠跛行といいます。
・SLR試験(straight leg raising test)とは
下肢伸展挙上試験といわれ、椎間板ヘルニアを診断する際によく行われます。
患者さんを仰向けに寝かせ、医師が足首に手を添え、患者さんの足を延ばしたままの状態で上方へ持ち上げていきます。一般的に70度位まで徐々に足を持ち上げて
痛みがあれば椎間板ヘルニアを疑うとされています。
この試験を行うことによって、腰部脊柱管狭窄症による下肢の症状なのか、椎間板ヘルニアによる症状なのかの鑑別がなされます。